君の瞳に溶けてみたい

信じて この奇跡

Rhizomatiks × ELEVENPLAY

開業したばかりの虎ノ門ヒルズ ステーションタワー内 TOKYO NODEで開催されている、ライゾマとELEVENPLAYのパフォーマンスを観てきました。

 

 

“Syn : 身体感覚の新たな地平” by Rhizomatiks × ELEVENPLAY

https://www.tokyonode.jp/sp/syn/

 

最近よく聞くイマーシブ(没入型)の公演で、パフォーマーが目の前に来たり自分で歩いたりする。通年舞台で腰を痛めている人間にはありがたいよな。

もっぱらお茶の間程度に何年もPerfumeが好きで、MIKIKO先生の仕事を自分の目で見られるのなら・・・!と思って行ったけど(会場の人、みんなそうかも)ある程度の撮影が可能で距離が近くて、そういう身体表現の場には信頼と秩序が不可欠だなと思った。

 

これから何が起こるかわからない空間で人々の好奇の目に晒されながら何かを表現するのはさ、邪魔しちゃいけないというか・・・。

同時にもしも(例えば今イヤリングを落として大破させたりして)自分がその、空間をぶち壊す要因になったらどうしよう?とか全然考えるよ😑

パのオタク、結構テクノロジーに心酔してるよくわかんないおじさん多くない???まあ普段秋葉原とTDCホールとアニメイトのオタクのどれかとして過ごしている当方に言われたくないと思いますがね!!

少し前に話題になった「ニュジおじ」のように「これだけは認めてやる」的なムーヴをかましている人がいたかもしれないし😞美しい動きやある種無防備な身体の状態を目の前で動画に撮るなどして私有することができる状態は、鑑賞者として正しくあらねば!とちょっと緊張したかも。

まあそれだけ自分自身も身体表現を神格化して考えているんだろうな・・・。

 

ELEVENPLAY のパフォーマンスはかっこよかった!!今期の授業で先生から「人間には『身体表現欲』とでもいうようなものがあるんじゃないか」という投げかけを受けたんだけど、そうかも🥹

.5にしても実写化にしても、われわれが実際基準としているところの身体の軌道を目に見えるようにしたい、または体現したいという欲望が働いているのかもしれないな。収益化以外のそういうロマンがあったらいいなって気持ち。

 

 

演出は(これだけ技術が発達しているにもかかわらず)みんながパッと思いつく『近未来的』のイメージを裏切らずに進行してる感じがした。それなのに演者を見ていると、どこか原始的な、その「身体表現(拡張)したい欲」がこちらも掻き立てられて、ウホホ〜!!ってなっちゃった🥹

そして再度演者の方に立ち返り、そんな感動を起こすことを可能にする体幹や筋肉(特別マッチョに見えるわけではなく、どこからそんな機動力が出てくるんだとびっくりする)がすごいなと思う。

 

正直虎ノ門ヒルズ自体は「何?」って感じだけどな🥹ピカピカすぎて怖い。東京の中でもリアルにネオ東京って感じがする。

今回のパフォーマンスはこけら落としだそうで、これから行われるものの導線や、はたまた運営体制がどうなるのか分からないけど、興味の向くままにいろいろな体験をできる世の中であってほしいな〜という気持ちになった。それでいうと今回は身障者割引・学割が導入されていて、珍しい&ありがたいなと🥺

 

 

最終的には村上信五さんに会いたくなりましたね。早くツアー発表されないかしら🎶