君の瞳に溶けてみたい

信じて この奇跡

実写幽白よかったね+抱負など

※本記事には Netflix Series『幽☆遊☆白書』(2023)のネタバレ表現が含まれる箇所がございます。本記事で言及する「実写版」はすべて同作品を指します。

 

⭐︎⭐︎⭐︎2024⭐︎⭐︎⭐︎

 

あけおめ!!!!!!!

 

 

昨年末の受験お礼参りのとき「なんかに使えるな」と思って撮っておいた龍で失礼します。

 

新年!明けましたね🥂

前編後編とフルパワーで執筆した通り充実の、そして怒涛の寅→卯年でしたが、今年は今年でドラゴンキッドの年だそうです。

 

 

まじか最高🥺パオリンごめん全然気づかなかった🥺

ねこ年がない以上は今年がキッドキャットイヤーでいいよね?!(いいよ)タイバニってめっちゃ干支いるんだな。牛もいるし。

 

さて。年始から早速、人間がどうにかしろよ・・・と思う話もあれば、我々一般市民にはどうすることもできない問題、外的な不可抗力、それらに押されて揺らいでしまいそうな時がたくさんある。

それらはよほど近くに迫ってこない限り直接働きかけることは難しいし、いつもどこかで起こっていることがたまたま表面化しているだけ、でもある。どんなに小さくとも「自分が確信できる世界」、胸の奥で輝く気持ちを守るためにも、今年もたくさんの作品を愛していきたい。

今日も今日とていろいろ気になるもの(=いつでも手を出せる、まだ知らないコンテンツ)があって、本当に幸せだなと思うよ☝️

 

そんな感じなので何で年を越すかちょっと悩んでいたのですが、ここはネトフリの恩恵にあずかり、気になっていた実写幽☆遊☆白書を視聴しました。

 

 

Netflix Series 幽☆遊☆白書

https://www.netflix.com/jp/title/81243969

※本記事の最後にもイラストがあります※

 

へへへ!!!面白かったね〜!!!(*^▽^*)

 

ポジティブ引きこもりの師匠こと本郷奏多さんには興味があるので情報は知ってたんだけど、正直解禁時は悪い意味でヤバそうだと思ってた・・・(でも見ようとは思ってた)。

配信から少ししてから「割とよかった」系のレビューを聞き、さらに稲垣吾郎さんの出演を知ってSMAP英才教育修了生の血が騒いじまってよぉ・・・めっちゃ出てたわ。

 

まずメディアに出ているレビューそのままに、アクションシーンが良い。キックで突入するの大好き。異能力(というか妖怪)バトルというのもあって戦い方が豊富で見ていて楽しい。鞭(蔵馬)と刀(飛影)は身のこなしが本当に鮮やかでいいね。

幽助の強さにもリアリティがあってよかった。場の地形や道具、突発的にできた足場を利用するのがうまく(この手の主人公にありがちだけど)たとえ学校の勉強ができなくても機転が効くヤツなのはよくわかる。

 

それからカラーグレーディングが良いという話も本当だったな。ともすれば目に悪そうな色(紫、緑、青緑など)がビジュアルに使われているけど、嫌な感じに目に入ってこなかったのは大きいんだと思う。それでいうと補色にあたるオレンジってほとんど出てきてないな?!映像がブルベなのかもしれない。ブルベ夏の映画。

 

せっかくゼブラックで公開してたから最初の数話だけ原作仕込んでから見たんだけど、時代の違う作品を再解釈して実写化するのは本当に難しいんだろうなぁ・・・。

自分がものすごい原作ファンというわけではなく、5話完結ということであまり負荷なく見れたこと、そして異世界・異能力ものが大好きでちょうど年末年始のわびしさを塗り替えるような興奮を与えてくれた・・・というのが(視聴者としての)満足の理由だと思う。まあ私が楽しかったからOKってわけ。

 

かつ俳優オタクではないのですが・・・って。これよ。今後もちょくちょく「私そんなガチ勢じゃないんで💦」ムーブ出てくると思うけど、やめよう。ここは俺のはてブロだから。感じたままに、書く。

 

先に書いたような演出的な面だけでなく、やっぱり役者の力すげー!と思ったのでここに書き残しておきます。

 

浦飯幽助北村匠海さん

幽助はコミックス読んだらみんな惚れる。思った以上に螢子ちゃん(雪村螢子:白石聖さん)とナイスカップルすぎてニコニコしちゃう。かわいいぞコノヤロー(参考:『リモラブ』の高橋優斗

スカしたヤンキー(本当はいいヤツ)を嫌味なく演じているのがかっこよかった。強いて文句つけるとすれば濡れて髪のセットが解けるといつもの匠海さんになるところくらいじゃないですか。このイケメンが。主人公の精神をいかんなく発揮していて素敵だった。

 

・蔵馬:志尊淳さん

アンタが優勝。生涯で見てきたケモ耳の中で世界一かわいい。いきなり妖狐蔵馬の話をしてしまいましたが、それくらい衝撃がえぐかったね・・・。まだ余韻がモフリモフリしてる。かわいい。

前回の追記で桂正和展のグッズに触れましたが、公式通販(現在は終了)取扱店の他のラインナップに幽白があって、アニメ蔵馬ばっかり売り切れてたんだよね。キャラとしてかっこいいし戦い方もすごいし。うるわしいお顔で静かに話してくれて、かなりまともで助かった(私が)

その分鴉戦でのラストはシビれちゃった。えぐいことするじゃん。魚座ピスケスアフロディーテ*1 を思い出したわ。

 

・飛影:本郷奏多さん

プンスカツンデレシスコンでかわいい。原作飛影といえば髪のハイライトがやべーヤツの印象が強いんだけど、血気盛んな感じがいい具合にこなれてて好きだった。圧倒的「手練れの者」感。何より刀さばきが美しくてひれ伏す。原作へのリスペクトが伝わってきてゾクゾクしちゃった。巻き方を忘れちまったからな。

本郷氏、この間のYouTube(レインボー池田さんによる女装回)で「日焼け止め?ふ〜〜ん(笑)」みたいな感じだったし、カラコンつける時に模型用のキムワイプとか取り出してきたくせにすごいよ・・・。よく本人のYouTubeに「◯◯(役名)の奏多くんが好きになりました!」ってコメントついてるけど、今のところ合わせ目消し*2と飛影出のオタクになりそう。ほかの出演作もゆっくり履修したいと思います。最近サボってたけどYouTubeも追いかけるからね。私もポケセン行き出したことだしね🥹

 

・桑原一真上杉柊平さん

よかった。シュッとしてるのにしっかりバカだった。他作品で見た時と全然印象が違う・・・!「霊力強めの負けず嫌いヤンキー」という、あくまでも「人間」の範疇を出ない戦い方に胸を打つものがあった。

特に幻海修行パートで「まだだ!!」と何回も岩を叩き割ろうとするシーン。ここなんだよな。ジャンプの3大原則って「友情・努力・勝利」だけど、その全てに通ずるもの、達成された途端に見えなくなるもの、勝利さえかき消すような絶望に唯一打ち勝つもの——が、ここに集約されていると思う。この12月でアスタとユノに十分すぎるほど教えられたことですよ。またの名をプルスウルトラ精神とも言う。

炭治郎しかりひろプリのソラちゃんしかり、強くなるためにはやはり岩を割らんといかんのか。ことわざ「一心、岩をも通す」に感銘を受けて全校スピーチしたことがある小学生ワイ、伏線回収の時が来ましたかね。(※もちろん先生に言われてやりました)

強くなりたい、守りたいと思うきっかけは自分が思ってるより単純でいいのかもなと2023の終わりに勇気をくれた存在でした。桑原ありがとう。

 

・コエンマ:町田啓太さん

バブちゃん 𝒔𝒐 𝒄𝒖𝒕𝒆...

ザイル系の人はちょっと・・・と、長らく知ろうともしていなかったんだけど(多分私がそう思っているときに世間はアイドルはちょっと・・・とか思っている、摂理)めちゃくちゃかわいかった・・・。コエンマ様の役割をしっかりこなしながら、なんでもできる万能の神ではないという感じがよかった。そもそも閻魔だからね。

にしてもずっと橋本涼に見えて苦しかったな・・・。やっぱ美形って一回トリッキーな役やった方が好きになれるのかもしれない。それでいうと村上信五さんは美形の上にハクション大魔王経験済みなのでオールオッケーですね。

 

・ぼたん:古川琴音さん

こちらも 𝒔𝒐 𝒄𝒖𝒕𝒆...

一番「原作と違う!」と言われていたのがぼたんちゃんぽいけど、琴音さんは実写露伴での「魅力的な人外」役が記憶に新しい。精度の高い「素直じゃないねェ・・・」が聞けて安心して年越せました。

個人的にぼたんちゃんはジャンプチヒーローズ*3の印象が強くてホウキに乗ってる魔法少女みたいなイメージなんだけど(実際は三途の川のオール)、飛影と同じく現代に馴染むようなアレンジが効いていて可愛かった。ハーフアップスタイルとか和装にショートブーツ履いてるのとか!カワイイネ・・・

 

・左京:稲垣吾郎さん

「出てるらしい」どころか全5話を通してラスボスのところ、まったく知らずに失礼しました!!吾郎さん、人生で初めてできた推し。幼稚園の頃の自分の感性を疑う。

持ち前のエレガントさは通常運転で、おそらくもっとリミッターを外すことができる方だと思うけど、しっかり狂気を出し惜しみしていたのがよかった。高笑いしたの本編で一回だけですよ。アーッハッハッハ!(こわ)悪役なりのカリスマ性があると人はついて行きたくなるよね。ずっと活動を続けてくださり本当にありがとうございます。

 

その他、雪菜(:見上愛さん)をはじめ戸愚呂チームも魅力的な、そして非常にキャラ立ちした登場人物が勢揃いで楽しく視聴しました。

続編があるんじゃないかと噂されているらしいね!!私は「人生でやめたくないこと」の一つにネトフリ契約があるので何にしても供給を待つのみですがね。楽しい時間をありがとうございました🪽

 

ちなみにさ、オタクの間で「◯時◯分から△△を再生すると0時ぴったりを誰々で迎えられる!」みたいなの出回ってなかった?曲とかMVとか。

せっかくだから年越しの瞬間どんなシーンが来るかiPhoneを控えて見ていたのですが、戸愚呂弟の半裸の背中で新年迎えましたわ。マジかよ。しかも結構悲しいシーンだよ。

 

しかし戸愚呂弟(:綾野剛さん)か・・・GOは私の知る限り村上信五さんと生年月日が全く同じ唯一の著名人なんだよな。じゃあシンゴ見て年越せばよかったじゃんって話なんだけどシンゴが存在するために反対軸のGOが魔界にいるのかもしれないし・・・(なんの話?)

あと、辰年になってすぐ邪王炎殺黒龍波を浴びてめちゃくちゃダークな方向に縁起がよかった。考えたら黒の暴牛も闇魔法で悪に立ち向かうわけだし無理に光属性目指そうとしなくてもいいんだよな。メタファーによる教訓かもしれない(?)ブラクロの話は尽きないのでまた今度書きたいと思います。

 

ここまで書いたところで個人的な「年越し」の儀は終了。楽しかったなぁ。

 

元々コンテンツの「履修」に時間がかかり、いつも自分の個人的な経験や感情を絡めて肥大化させてしまう、しかしそれこそが受け手の姿なのではないか・・・と思うところがあって、個人的な昇華のためにブログを開設しました。

人は結局何かに依存しないとものを書けないのかもしれない。何もないところから意思表示をしようとしても何が正しいのかわからない。非現実的なシチュエーションを擬似的に突きつけられて初めて、自分はこういうスタンスを持ちたいんだ!と潜在意識を「抜き取られるように」、知っていくのではないかと考える。

それは自分が現実世界でやろうとしていること(今のところは『文学研究』)にも言えることであって、既存の創作物に寄生するような形でしか語れないという愚かさもあれば、尊さもあると思う。まさしくそうやって人間の文化が紡がれてきたということだから。すぐスケールのでかい話に繋げようとするの、INFJの典型らしいな(ドキーッ)

 

それから推し活ビジネスが流行し、どこか「『好き』を持っているのが当たり前」「『偏愛』こそが偉い」みたいな暗黙の了解を感じるけど全然違うからね。「好き」を持っているのだとしたら、少なくとも「愛」を武装のために用いるのはマジでやめたほうがいいと思う。ブランディングのために好きを作るみたいな。

「◯◯が好きな自分が好き」という構図の中で、実際なんで?何が?どうやって?と紐解くことができるは自分しかいない。何も考えずにハッピーな気持ちで満たされるならそれでいいんだと思うし、気になるときは追求したいと思う。

作り手の中で、アーティストの作品やプロダクトを「私物化」するように扱う人を見かけることがあって、嫌悪を感じる。まるで私のためにあるかのような製品だ!とか、私「の」インスピレーション源だ、とか。(後述するけど話者からどういうスタンスが見えるかという話であって、これらが『地雷ワード』という意見では断じてない😭自分も使うと思うし、短絡的に誰かを判断しないように気をつけなければと思う)では自分のしていることと何が違うのか?言葉選びや表に出ている態度が違うだけで根本的には同じなのではないか?と精査するけども、やっぱり違う!と言いたい。

そこには「推し」という言葉が関係すると思っていて、元々うちらの世界で言ったら好きな人は自担だし該当Gは自軍だし、私は「まゆゆ推し」みたいな感じで自分を名乗る言葉だったはずで。

「好き」の中に対象との相互関係が含まれている感覚がある。私が見つけて→相手が応えて(応えてくれたような感覚がして)→それを再度自分の活力にしていく・・・という1.5往復が前提なのではないか。

 

ひとたびそのことを忘れると「推し」はさまざまな欲望を身勝手に集約させ、非常に独占的なものになるし、物質主義的な面が強くなり、豊かではない!と感じてしまう。過大解釈深読み早口オタク(自宅にコレクション棚あり)のどこが豊かなのかと言われたら何も言えませんけど!!!

だから再度「精査」の気持ちを忘れないために、感動や情熱もなかったことにしないために、どこかに書き残していきたいと考える。熱が入ったけどこれが卒論執筆時から続く思考の礎なのでした。

おい。この調子でちゃんと修論も書いていこうな。判断力批判*4読む前に判断力停止してる場合じゃねーぞ。

 

今年の抱負はこれが全てです。進路や人生に関する現実的な問題は死ぬほどあるけど心の中に燃え盛る炎を守る。強制的に引き出されたものだとしても、何かに対する愚かな「呼応」だとしても自分のものであることには違いないから。

 

いやーマジで。三が日+1日くらいは適当に過ごそうと思ってたからこんなビッグなこと言っちゃっていいのかな??結構やばいんだけど全てを受け止めるはてブロのカオスの海を信じて飛び込んでいく。

 

ちなみにこの後はブラクロ実況まとめと、ミリしらが始めるポケモンSVのレビューを書く予定です。ここを消化しないとジャンプGIGA開けないしDLCに進めないの😭😭😭

来月はミュージカルジョジョのレポも書きたいし、ひろプリ完走時にも書くでしょうな。てかウィンターセール中にP5R買ってCCさくら新装版も買うって言ってませんでした??どこに置くねん。あとは関ジャニ∞ 20周年サブスク解禁おめでとう記事も書きたいです😭ツアー発表待ってます。

 

実際のところみんなが日頃どんなことを感じているのか分からないけど、分からないこともまた黙っている理由にはならないと思うので、マイペースに更新していきたいと思います。

ちなみに収益化とかは本当に興味ないので普通に雑談か仕事をください。もちろん日々の活動も今まで通りに頑張ります🫶

 

では!長くなったけどFAで締めるよ🎶

 

今年もよろしくお願いします!!

 

𝐵𝐼𝐺 𝐿𝑂𝑉𝐸...

 

*1:聖闘士星矢シリーズより魚座(ピスケス)のアフロディーテ。毒を持つ薔薇を投げて戦う。

*2:プラモデル制作において接合部分を馴染ませる工程のこと。YouTube本郷奏多の日常』頻出ワード。

*3:少年ジャンプのキャラクターをモチーフにしたパズルRPGアプリゲーム

*4:カントの名著。批判哲学三部作の一つ。